目次
こどもの年齢
小学生・高学年
こえを聴いた人・場所
プレーワーカー(プレーパーク・東京都)
こえが発された状況
大雨の後。大きくて深い水たまりを飛び越えられるかの挑戦をしている時のひとこと。
友だちは濡れたくないから、ぴょんと軽く飛び越えられる場所で遊んでいた。だけど、この子は飛び越えられるかどうか、ぎりぎりの距離に挑戦し続けた。
5メートル以上助走をつけ、水たまりめがけて走りこむ。勇気がでなかったり、タイミングが合わなかったりする。それでも諦めずに、何度もなんども走りこむ。
「よく、がんばるね~」と私が声を掛けたら、何気ない雰囲気で「だって、心をワクワクさせたいからねっ!」とこの子は言った。当たり前のように。
その後、挑み続けたぎりぎりの距離を彼は飛びきり、満足そうに次の楽しみを探し始めた。
この“こえ”が印象に残った理由
遊ぶこと、楽しいことに向けて、受け身ではない姿を見せてくれたうえに、意識的に行動していることが分かる「こどもの声」だったから。
※“こえ”を発した子と写真の子に関連はありません。
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