目次
こどもの年齢
小学生・低学年
こえを聴いた人・場所
親(プレーパーク・東京都)
こえが発された状況
5時過ぎに暗くなり始め、6時頃にはもう真っ暗な季節。
そんな中急に始まる、たき火でのべっ甲飴づくり。暗がりの中、火にあたりながら不思議に思ったようで、この言葉。
この“こえ”が印象に残った理由
帰り際に突然「ママ、メモとって」と言われ、渡すとこの声を記していた。メモを見て、どうしてそう思ったの?と聞くと「だって水はすくえて、火も見えるのに、何ですくえないんだろうと思った」とのこと。
こどもの頃に純粋に感じる「何でだろう?」という疑問を見つけ、それを覚えておきたい、と思った所に私が身震いしてしまった。小さいときから不思議に思っていて、小学生になり語呂が増えて言葉に出来たのかな?などなど親バカ妄想が止まらない時間だった。しかし、小さいときからこどもを外で遊ばせることは、今現在も勿論のこと、将来的によりかけがえのない記憶の財産になると思う。
大人になってから何で火はつかめないんだろう?と思うだろうか。こどものときに純粋に感じるからこそ意味がある、と改めて考えさせられた。
そして、プレーパークに日頃遊びに来ていたからこそ見つけられた発見だったと思う。火を使って遊び暖まる、そんな経験が彼の「なんでだろう?」に繋がったのだろう。ここに遊びに来て本当によかった。こういう疑問を持たせてくれる場所があってよかった。
地域での焚き火を絶やそうとする声を、純粋なこどもたちの声で消せないものか…と思い倦ねることにも繋がる、彼にとっても私にとっても大事な“こどもの声”となった。
そして、家に帰って父親にその疑問を聞いてみると、とつとつと科学的に説明していたのも何だか笑える。
※“こえ”を発した子と写真の子に関連はありません。
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